パイプカットのよくある失敗例:手術合併症を発症した

手術合併症はそこまで珍しいものではない

パイプカットは成功率の高い手術と言われていますが、実は軽度のものを含めて多くの失敗例が報告されています。その代表となるのが手術合併症で、パイプカットを受ける予定の人は必ず念頭に置いておかなければなりません。
具体的な症状としては、まず切開部の出血や皮下出血があります。排尿時に痛みと共に出血するケースもあり、術後ある程度期間が過ぎてから起こることも珍しくはありません。ただこれは明らかに目に見えて異常と判るものですから、長引くようなら慌てず再診察を受ければ心配ないでしょう。
ほかには縫合糸やクリップといった、精管を縛るために使った道具が外れてしまう失敗例もあります。これはすぐに自分で自覚できるものではなく、術後精液の検査をしたときに精子が混じっていることで判明するパターンが多いです。パイプカットの失敗の中でも特に多いことですから、一応パイプカット後も安心せず精液の検査を受けておくのがおすすめです。

重度の失敗の可能性は全体で3%前後

少し怖い失敗例としては、血腫や陰嚢感染があります。これらはパイプカット後からすぐに症状が見られるようになり、血腫であれば瘤のようなものが男性器周辺で見つかるため、目視や触診で確認することができます。
陰嚢感染は程度に幅があり、若干の痒み程度で留まるものもあれば激しい痛みを感じる場合もあるものです。ただ自然に完治するものではありませんから、何かおかしいと感じたらパイプカットを受けたところでその内容を相談しましょう。
ちなみにこれらの怖い失敗が起こる可能性は、パイプカットを受けた人の内で3%前後とされています。こう見ると低い数字には見えるのですが、軽い手術合併症と併せると10人に1人はリスクを抱えていることになるのです。
そして医師の腕も大きく影響しますし、お願いするクリニックなどは慎重に決めなければいけません。もし失敗したらその後の補償もどこまでしてもらえるのか、こちらもセットにしてリサーチをしておいてください。

まとめ

技術の進歩と共に、パイプカットもどんどんと成功率を上げています。ただ予期せぬ手術合併症が起こるリスクは今後も捨て切れず、完全な安心感を持って受けることはまだできる状態ではないでしょう。
妊娠を望まないために希望する男性も増えている中で、失敗例への認識はあまり高まってはいません。気軽に受けられそうなイメージがありますが、よく考えて決心をしてください。正しい知識を持ってさえいれば、そこまで失敗も怖いものではなくなるはずです。

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